Marijuana in Canada
考えてることは毎日たくさんあるけど、なかなかブログの更新に至らない・・笑
理由の1つは単純に時間がないからっていうのもあるけれど、他には、いざ机に向かって自分が考えていることを言語化しようとすると手が止まってしまうから。自分が今考えていることのどこを切り取ろうか迷って迷って、少し書き始めても消してしまう。でも親友のブログを読むと、書き溜めたものの蓄積が羨ましくもあり、たまに書いたものを残しておくのは後になって読み返した時にいいんだよなぁなんて思う。
久しぶりすぎて何を書けばいいかわからないので近況を少し。
◯先週末のイースターの4連休でモントリオールに遊びにいった。友達の家に泊まらせてもらって3泊4日。やはりオタワよりモントリオールの方が楽しいことを再確認。オタワ、気に入ってるけれど、お金を使う場所がほぼない。生活圏の中にはカフェもビストロもパン屋も数えるほどしかない。地下鉄がなくて、自分が車も自転車も持っていないからというのもあると思うけれど、出勤も徒歩でしてるから、カフェに行くのにわざわざバスに乗ろうということもない。そしてまだプライベートで定期的に会う友達がほぼいない。それに対して、モントリオールは私にとってカナダの中では私の拠点。知り合いはそこそこいるし、可愛いカフェやビストロが歩いてるといくつもある。雑貨屋さんとかもあるし、ベーグルは美味しいし、ブランチは最高だし、楽しい。
オタワ、全然嫌いじゃなくて、むしろ気に入ってるけれど、モントリオールはもっと好き。
◯イースター連休の直前、カナダではマリファナ合法化の政府提出法案が議会に提出され、可決されれば来年7月1日までに施行される見込み。マリファナ合法化の考えが面白いのは、マリファナを認めることに重点が置かれているのではなく、部分的に解禁することによってむしろ違法使用については厳罰化することに重点が置かれているということ。提出された法案によれば、カナダ国民の成人(州によってそれぞれ定められている成人年齢は異なるが、国全体としては一応18歳ということになっている)は30グラム以上の乾燥マリファナあるいは栽培用に4株保持していいことになる。無論、これ以上のマリファナの保持については合法化以後も引き続き違法とされる。さらに、未成年に対するマリファナ使用・販売の勧誘はかなり厳しく罰せられるほか、マリファナの影響下にある状態(ラリった状態?)での運転も相当厳しい刑罰が科されることになる。陰でマリファナを吸ってる人があまりに多いから、逆転の発想でむしろマリファナを部分的に認めることによって違法範囲を定め、その違法範囲における使用については厳罰化するというのは非常に興味深い考え方だと思う。
絶対駄目とは言わないよ、でも限度は守ろうね、という考え方は悪くないと思う。日本は白か黒か、0か100かという議論がどうしても多い気がする。例えばポケモンGOとかも、ゲーム自体をやっちゃ駄目とはもちろん言わないけど、だけど運転しながらするのは絶対駄目だよね、という方向で「ダメ」の範囲を策定してそれについて厳しい刑罰を科すことはできると思う。ちなみにカナダのオンタリオ州では、携帯を手に持った状態で運転しているのが見つかるとすごい罰金を取られる。もちろんグーグルマップみたいにカーナビとして携帯を使用してる場合でさえも、携帯を手に持っている状態で運転しているという事実によって摘発される。
ポケモンGOの例はあまりよくなかったかもしれないけれど、今回のカナダにおけるマリファナ合法化へ向けた法案提出は、社会的に「あまり良くない」とされている類のこと(マリファナなど)や、社会的問題を引き起こしたり問題提起されやすい類のこと(例えばポケモンGOや喫煙、アルコールなど)について、「ルールとマナーを守って楽しくやろう」の考え方を今一度深く考えさせられた。
◯またマリファナ関連だけど、4月20日はマリファナデー(カリフォルニア発祥らしい。詳しくはウィキペディア先生へ)で、オタワではなんと連邦議会の前の広場に人が集まって4:20にマリファナをみんなでプカプカ吸うというとんでもないイベントがある。まだ違法なのにそれはいいの?てか議会の前でアリなの?明らかに未成年もいますけど??と疑問が尽きない。一応警戒体制で警察も集まっていた。私は勤務時間中に視察の名の下見学に行った。4:20を過ぎると人ごみの頭上に霧が立ち込めかなりかなりやばい光景に。この日、私はマリファナを間接喫煙しすぎて気持ち悪くなった。
ついでに言うと、今住んでいるマンションの近所では毎日マリファナの匂いがするので、朝と夜と1日2回ずつマリファナを間接喫煙していて、日本に帰ってから禁断症状が出ないか少し不安になり始めている笑<笑えない
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