新緑の5月
・・・はオタワにはまだ来ない(涙)
今日の最高気温はなんと6℃。いくらオタワとはいえ、5月でこれは寒い。先週は10℃くらいだった。先々週は温かく、15℃とか20℃とかの日もあったのに、ここ10日間くらい冷たい雨が続いていて、春が来そうで来ない。ただ、1ヶ月前と違うのは、同じ気温でも雪がもうないことと、植物が生えてきたこと(笑)新緑の5月・・とまではまだいかないけれど、新緑が少しずつ少しずつ増えつつあるのは確か。木には新芽がついているし、家々の庭に植えられていた花たちも蕾を膨らませている。今週末にはチューリップフェスティバルも始まるし、そろそろ晴れて温かくなってほしいなぁ。
最近は寒いのもあり、引きこもってばかり。先週、IKEAに2回目の買い物に行って本棚をゲットしてかなり満足。お金があるって素晴らしい。3ヶ月前まで月給5万円切ってたからさ・・・31歳なのに・・・。ほしい家具を予算気にせずに買えるということのすばらしさよ。働くことで失うものあれど、得るものは大きい。
今の家は、職場の人に比べるとかなり狭い部屋らしいけれど、私はとても気に入っている。確かに広くはないけれど、掃除が行き届くレベルでちょうどいい。それに東京で同じ家賃で一人暮らしする基準に比べたらずっと広い。強いて言えば、北向きなので休日に家にいると日中部屋が暗いという難点があるけれど、昼間家にいるのは休日しかないから割と我慢できる。ただ暮らすほどに欲が出てきて、最初の頃に人から譲り受けた家財が部屋の色調に合わないから買い換えたい気持ちが出てきた。備え付けのベッドに最初から付いていた紺色とグレーのベッドカバーや布団カバーは、色合いとしては調和してるけど、少し男性的な感じもあって赤やピンクにしたい気もする。部屋は全体的にモノトーンだから、暖色を入れてぱっーと明るくしたいなぁ。観葉植物もおきたいなぁ。部屋が気に入れば気にいるほど、どっぷり引きこもってますます外に出なくなってしまいそうだけど、それもいっかな、なんて。
お出かけしないとせっかくのオタワライフも勿体無い気もするけれど、博論やらなきゃと思うと(家にいるからって大してやってるわけでもないのに)家から出たくなくなるし、夏に彼が来ると思うと楽しみを取っておきたくもなる。
つくづく、オンオフの切り替えが下手くそで、一人で楽しむということが苦手なようです。
なんだけど、基本引きこもってるの好きなんだよね。カフェで飲むコーヒーよりも自分で淹れるドリップコーヒーの方がおいしいんだもん。
それから、ここ2週間くらい彼と喧嘩をしていた。ちょっとした危機だったけれどようやく仲直りできた。やっと電話して笑い合える関係に戻った。
喧嘩といっても言い争いとかには全然なるわけじゃなくて、ひたすらメールで気持ちを語り合い続けるという感じ。二人ともちょっとしたレポート並みの超長文。「たとえ傷ついても全部思ってることを伝えてほしい」と言ってくれる彼の態度と行動が終始一貫しているから、安心してプラスの感情もマイナスの感情も伝えていけるようになってきた。裏を返せば、それは当然こちらとしても聞くのが辛いことを言われることも多いけれど、でも相手がどう思ってるかを正直に伝えてもらうことによって軌道修正していける。自分の心をごまかしたり着飾ったり強がったりせずに考えや想いを伝え合うことは、自分一人じゃできないことで、同じようにキャッチボールを続けていける相手がいるということは当たり前のことじゃないって思った。相手と向き合うということは自分と向き合うということでもあって、それは時に弱い自分や醜い自分、ずるい自分と対峙することを意味する。だから心を裸にして相手に気持ちや考えを伝えることは、伝える側も怖いし、受け取る側もしんどい作業でもある。だけど、そのプロセスを超えた先に構築される関係の心地よさとかってちょっと得難い。そういう相手に巡り合って一緒にいられることは、何物にも変え難い感じがする。大事にしたい。大事にする仕方を間違えずに大事にしたい。
1万キロ以上離れてるけれど、この時間を共有したい相手がいるということが心をあったかくさせてくれる。寂しいけど、でもぽかぽか。
彼とは何時間話していても話が尽きなくて、旅行に行けば明け方までずっと話していられるし、毎日スカイプしていても何時間でも話していられる。永遠に話していられるから、眠ってる時間が惜しくなるほどで、話が尽きないのが原因でいつも寝不足。この夏カナダで一緒にいる時は、平日はちゃんと二人で自制しないとね、って話しているけど、過去の二人の実績を見ると実に心もとない・・・。でも永遠に話し続けられる相性ってちょっとすごい。どれだけ仲がいい友達とのおしゃべりだって、夜が更けたらそろそろ寝よっかってなる。
早くこの部屋で一緒においしいコーヒーを飲む時間を共有したいな。あと2ヶ月半!
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