一眼レフデビュー

・・の日も間近。笑


何ヶ月か前の日記で、今年の夏休みはカナダの大陸横断鉄道の旅をしようという意気込みと情熱を書き綴ったけれど、なんだかんだで計画が変わり、ユーコン準州ホワイトホースへオーロラを見に行くことになった。


夏休みは8月末から約2週間。そのうち、4泊5日のツアーに申し込んで行く予定だ。ツアーはまだ詳細を問い合わせ中で、申し込んではいない。今一番のネックは、最初に問い合わせた時に「日程に融通がきくなら満月の前後1週間は避けたほうがいい」と言われた事。出発予定に仮設定していた日程だと、滞在中3日目の夜に満月が当たってしまい、滞在中、もしオーロラレベルが弱ければ全部月明かりに負けてしまう可能性が大きいらしいのだ。


それから月に加えて、一生の思い出に残るであろうこの旅行に、いかに素敵な写真を撮るかという事も気がかりになっていて、今はそのことで頭がいっぱい。普段iPhoneでしか写真を撮らない私が、いきなり素敵なオーロラの写真を撮りたいなどと無謀なことを考えているわけだが、下調べをすれば初心者にだって挑戦する権利はあるはず!!


天体写真がそれなりに綺麗に撮れて、初心者・素人にも扱えて、長く愛用できるようある程度コンパクトな一眼レフが欲しい・・・・。多くの初心者の人が抱くであろう贅沢な願いを抱きつつ、一眼レフを持ってる彼氏に相談しながら、一眼レフデビューに向けて準備を進めている。仕事の昼休みにちょこちょこ調べてみて、気になる情報はその場でLINEに送って相談しても、即レスが来てその場で一緒に考えてくれる。優しい。ちなみに私の昼休み、日本時間では朝2時前後。笑 


いろいろ調べて、私の贅沢な悩みを叶えてくれるカメラはNikonのD5500とcanonのkiss X8iのどちらかに絞られてきた。日本の技術、ありがとう。今の気持ちはNikonに傾いているけれど、もう少し寝かせて迷って、最終的に決定したらネットで日本からお取り寄せする予定。今月末、誕生日を迎えるから自分用誕生日プレゼントという名目で買っちゃう予定。そしてオタワ川から星空を撮影して夜空の撮影練習をする予定。


オーロラといえば、日本ではイエローナイフの方が断然有名だろうけれど、私は圧倒的にホワイトホースに行きたい。ヌナブト準州(イヌイット居住地域)のオーロラとかも検討したし、ホワイトホースに行くならゴールドラッシュで有名なドーソンシティにも寄りたかったのだけど、なかなか難しそうで諦めた。


ヌナブト準州の方は観光度が低そうでツアーも見た感じパッとしなかったから、初心者には厳しそうだというのが主な理由。ドーソンシティは相当行きたかったのだけど、予算を1.5倍以上引き上げないと難しそうで諦めた。それとイエローナイフにしなかった理由は、イエローナイフならわざわざオタワから行かなくても、日本から行きやすいだろうから。日本人も多そうだし。


ホワイトホースはアラスカと接していてユーコン川が流れているし、先住民の話でちょこちょこカナダのニュースでも耳にする(この春、ホワイトホースでは「先住民女性の失踪・殺害に関する全国調査委員会」の地域公聴会が行われた。その他地域は同委員会の調査運営能力がお粗末で、現在延期にされてる)ということもあり、社会的にもなんとなく気になっていた。そんなわけで、ホワイトホースにした根拠に説得力はあまりないけれど、私の心はホワイトホースに奪われていて、私の独断と偏見で彼にホワイトホースを一押しして説得した。彼に場所のこだわりがなくてよかった。笑


そうそう、昨日は記念すべき連邦結成150年のカナダデーで、思うところはめちゃくちゃたくさんあるのだけど、Facebookに勢いで書き込みをしたら、ブログに書く意欲がしぼんだので、いつか気が向いたら書こうかなと思う。ブログより、ちゃんと研究して論文にできたら尚いいのだけど。昨日思ったのは、一言で言えばカナダの「想像の共同体」ってまさに想像の産物なんだな、という感じかな。日本もそうなんだろうけど、自国より外国の方が客観視できる分、はっきり見えるものもある。カナダについてもさらに高い画素数で社会を見る目が養えたらな、と思います。


ホワイトホース、期待大。オーロラ爆発が見える幸運にあずかれたらいいのだけど。

神様お願い。


でも一番は、彼が無事に着いてくれますように。


あと、写真が新しい趣味になる・・・かも?高い買い物だけに、最初だけにならないように、趣味にしていけたらいいな。


7月2日。あと3週間強で誕生日。その2日後には彼がオタワに到着。

楽しい夏、もうすぐそこに迫ってる。


Lapin blanc et petites bestioles

"わたしたち、ここにいるわたしたちは、うさぎの毛の奥深くでうごめく蚤です。けれども哲学者たちは、大いなる手品師の全貌を目の当たりにしようと、細い毛をつたって這い上がろうとしてきたのでした" ーヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』

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